着圧ソックスや着圧レギンスは、履くだけで足のむくみや足の疲れを軽減したり改善できる効果が期待できるとても便利な美容アイテムです。
最近は薬局やドラッグストア、ディスカウントストアなどでも、多くの着圧ソックスや着圧レギンスを購入することができ、着圧ソックスや着圧レギンスを気軽に購入することができます。
そんなとても便利な着圧ソックス・着圧レギンスですが、着圧ソックスや着圧レギンスを履くとかえって”足のむくみが悪化した”などの口コミやレビューを目にしたことは無いでしょうか?
昼用着圧ソックスや夜用着圧ソックス、おやすみ用着圧ソックスなど、いろいろな種類がある着圧ソックスですが、昼用着圧ソックスや夜用着圧ソックス、おやすみ用着圧ソックスを間違って履いてしまうと、足のむくみを悪化させてしまったり、足が疲れやすくなったり、かえって逆効果になる可能性があります。
そこで今回オススメラボ編集部では、よく口コミやレビューで見かける”着圧ソックスの間違った履き方”や”着圧ソックスの使用方法”をまとめましたので、ぜひチェックしてみてください。
監修者: オススメラボ編集部
足のむくみを悪化させる?着圧ソックスの間違った履き方10選!
まずは着圧ソックスにより、足のむくみ・足の疲れを悪化させてしまう主な原因を紹介します。
あなたも着圧ソックスを間違って履いていないでしょうか? 一緒にチェックしていきましょう。
着圧ソックスの使用方法を守らない
まず、よくあるのが着圧ソックスの使用方法を守らずに、着圧ソックスを履いてしまっている場合です。 当たり前ですが使用している着圧ソックスの使用方法に従わず誤って履いていると、思わぬ足のトラブルにつながります。
各着圧ソックスに記載された使用方法を守らないと、かえって足のむくみを悪化させてしまう可能性があります。
着圧ソックス・着圧レギンスの公式サイトやパッケージの注意書きを必ず確認しましょう。
※夜用着圧ソックスでない着圧ソックスを寝る時に使用するなど、気を付けましょう。
長時間使用する
着圧ソックスを一日中履いたり、着圧ソックスを長時間着用したりするのも、足を疲れさせたり、足のむくみを悪化させる可能性があります。 着圧ソックスを長時間着用・使用したままだと、その間、着圧ソックスによる足への締め付けが続くことになります。 そのため、着圧ソックスにより、太ももやふくらはぎなどを過剰に締め付けすぎてしまい、足を疲れさせたり、足のむくみを悪化させてしまう場合があります。
適正な使用時間の範囲で着圧ソックスを履けば、着圧ソックスの締め付け効果により、足の疲れや改善されたり、足のむくみが緩和したりします。
また足の血行が良くなる事で、足に溜まってしまった老廃物が流れやすくなったり、足の血行が促進されることで、足の冷え性に効果があったりする着圧ソックスはとても良い点が多いのですが、長時間使用しすぎてしまうと、足に締め付けられている部分の血液が圧迫されすぎたりしてしまいます。
基本的に着圧ソックスの履く時間は数時間以内になるようにし、長くても6~8時間(勤務時間中や活動時間以内)など限定的な時間の範囲で使用しましょう。
着圧ソックス・着圧レギンスの長時間の使用は控えましょう。
仕事中のみ使用するなど、着圧ソックスの時間を決めると良いでしょう。
※夜用着圧ソックス、おやすみ着圧ソックス以外は、寝る時に使用しないようにしましょう。
※着圧ソックスの過度な使用は控えましょう。(長くても6~8時間以内推奨)
着圧ソックスを履いたまま寝る
着圧ソックスを履いたまま寝てしまっていないでしょうか? 着圧ソックスの中には”夜用着圧ソックス”や”おやすみ着圧ソックス”がありますが、間違えて着圧ソックスを履いたまま寝てしまうと、朝起きて足が疲れていたり、足のむくみが悪化してしまう場合があります。
着圧ソックスを履いたまま寝てしまうと、立っているときに比べ、足にかかる重力が減ってしまい着圧ソックスの締め付けが強く感じられる場合があります。 そうすると着圧ソックスが足を締め付けすぎの状態になってしまい、足の血流や血行に悪影響が出る場合があります。 そのため昼用着圧ソックスを履いたまま寝たり、就寝時に着用してはいけません。
昼用着圧ソックスを履いたまま寝ないようにしましょう。
※寝る際に着圧ソックスを使用したい場合、専用の夜用着圧ソックス、おやすみ着圧ソックスを使用しましょう。
着圧ソックスのサイズが合っていない
着圧ソックスや着圧レギンスは、締め付け効果があるため、一般的なソックスやレギンス、ストッキングに比べると見た目やサイズが小さい場合が多いです。
1度着圧ソックスを履いたとこがある方に多いですが、以前買ったときに履きづらかったり、着圧ソックスがきつかったりして大きいサイズを選んでしまったりするケースが多いです。 また、少し自分の身体のサイズに無理して少し小さいサイズを買ってしまったりする方もいるでしょう。
きちんと自分の足に合ったサイズの着圧ソックスを選ばないと、求める正しい効果を得られにくくなります。
無理せず自分に合ったサイズの着圧ソックスを選びましょう。
着圧ソックスを正しい位置で履けていない
着圧ソックスを正しい位置まで伸ばして履けていますか? 着圧ソックスが履きにくいからといってヒザあたりで履くのをあきらめていないでしょうか?
着圧ソックスは、適正な効果を実現するために、足首や足全体、太ももやふくらはぎ等の圧力などが適正になるように計算されています。 その効果を実現するために正しい位置で着圧ソックスを履きましょう。 正しい位置で着圧ソックスを履けていないと、ふくらはぎや太ももなど一部分に過剰な圧力がかかってしまいます。
着圧ソックスの締め付け効果を正しく得るためには、正しく位置で履かないと効果を実感できません。
必ず着圧ソックスの説明書や公式サイトの使用方法を確認して、着圧ソックスを履きましょう。
着圧ソックスを正しい位置で履かないと、ヨリやシワなどもできてしまいます。
過度な運動不足
これは、着圧ソックス・着圧レギンスを履く以前の問題ですが、履いてただ横になっているだけだったり、履いて寝たままでは痩せたり、足のむくみを改善することはできません。
足は第二の心臓と言われるように、下半身の血液を心臓に戻すためのポンプの役割を持っています。
そのため、適度な運動をしたり、軽いウォーキングなどと合わせて着圧ソックスを使用するだけ効果も期待できるでしょう。
着圧ソックスと合わせて、ストレッチやウォーキングができるとより効果的です。
着圧ソックスの圧力が高すぎる
ツラい足のむくみや疲れを軽減したいあまり、着圧ソックスの圧力が強力なものを選んでしまう方が多いです。 そうすると過度な圧力が足にかかってしまい、余計に足のむくみや疲れを悪化させてしまう恐れがあります。
一般的に着圧ソックスの圧力が30mmHg以上のものはかなり強く締め付けを感じます。
あまりに着圧ソックスの圧力が強いものを選んでしまうと、足のむくみや疲れを悪化させるだけでなく思わぬ血行障害などを招いてしまう可能性があります。
着圧ソックスの重ね履き
足の冷え性がひどかったり、足の冷えに悩んでいる方は寝る時に靴下を重ねて履いたりしていないでしょうか?
また着圧ソックスの着圧が弱いからと言って、着圧ソックスを重ねて使用してしまうと足に過度な圧力がかかってしまい、足のむくみや足の疲れを悪化させる恐れがあるだけではなく、血液の流れや血行促進に悪影響を及ぼす可能性があり、血行障害を引き起こす可能性があります。
着圧ソックスを加工する
着圧ソックスを正しく履けていなかったり、着圧ソックスの締め付けが強すぎたりすることで、着圧ソックスを少し短くしたりする方もいるようです。
説明するまでもないと思いますが、もちろん着圧ソックスをハサミで切ったり、何か加工することでさらに効果を得られることはありません。
正しく着用方法を守り、何か違和感があったら使用するのを止めましょう。
着用時間を守らない
着用時間ソックスを長時間履きすぎるのも良くないですが、商品の説明にある着用時間を守らないのも、足を疲れさせたり、足のむくみを悪化させてしまう要因の一つになります。
昼用着圧ソックスを夜寝る時に使用したり、夜用着圧ソックスやおやすみ用着圧ソックスを日中に履いたりしてしまうと、効果ができにくくなります。
特に夜用着圧ソックスやおやすみ用着圧ソックスは、寝る時に使用できるように圧力を少し弱めに設計している商品が多いです。
特に昼用着圧ソックスやおやすみ用着圧ソックスなどは、ちゃんと効果を得るために正しく使用するようにしましょう。
着圧ソックスの正しい選び方
足のむくみや、足の疲れを悪化させてしまう誤った履き方などをご紹介しましたが、次は着圧ソックスの正しい履き方をご紹介します。
正しいサイズを選ぶ
着圧ソックス・着圧レギンスを選ぶ際に、自分にあったサイズを選ばないと正しい効果は期待できないでしょう。販売されているメーカーやブランドによって、サイズ感や表記は異なりますので、メーカーやブランドで表示されているサイズ表などを正しく確認するようにしましょう。
自分にあった締め付け具合の着圧ソックスを選ぶ
着圧ソックス・着圧レギンスは、その素材や仕組みによる圧力の締め付け具合によって、感じられる締め付けや効果が異なります。
基本的に締め付け具合の目安となる圧力は、hPa(ヘクトパスカル)やmmHg(ミリメートルエイチイジー)という単位にて表記され、hPa・mmHgともに数値が高いほど締め付け具合は強くなります。
部位 | 参考圧力(hPa) |
---|---|
足首 | 20~35hPa 程度 |
ふくらはぎ | 16~25hPa 程度 |
太もも | 10~15hPa 程度 |
着圧ソックスの長さに気を付ける
着圧ソックス・着圧レギンスには、ソックス・タイツやレギンスなど様々な形や、ショート、ロングなど多くの長さがあります。
一般的には膝下・太ももまでの長さが多く見かけますが、骨盤まで覆うタイプのものまであります。使用する場面や用途によってうまく使い分けができるようにしましょう。
詳しい着圧ソックスの仕組みや選び方は以下の記事も参考にしてみてください。
着圧ソックスのおすすめ商品
ではオススメラボ編集部が選ぶ、着圧ソックスのおすすめ商品を紹介していきます。
マジカルプレミアムスレンダー着圧レギンス
ルルクシェルふわぴた着圧レギンス
まとめ
今回は、足のむくみや足の疲れを悪化させる着圧ソックスの履き方をご紹介させていただきました。
着圧ソックスを使用する方の多くは、足の疲れや足のむくみを軽減・改善するために着圧ソックスを使用する方が多いと思います。
しかし着圧ソックスを使用方法を間違って使用したり、正しく使用しないと、かえって足の疲れや足のむくみを悪化させてしまいます。
そのため、着圧ソックス・着圧レギンスを正しく使用して、足のむくみや足の疲れを改善できるようにしましょう。